シーリングマジックは、ロックウール吸音板専用の塗装工法です。
このシーリングマジックでは、下地処理としてロックウール吸音板に傷が有る場合は、塗装前のその傷を補修剤(紙粘土)で埋めます。
しかし、ロックウール吸音板自体は、トラバーチン柄と言う模様(模様と言うかたくさんの穴)が空いているので、傷を埋めた部分は柄が無いので目立ってしまいます。
なんなら、そのまま傷の部分も下地処理せずに吹き付け塗装してしまえば、かえって目立たなくなると思われるかもしれません。
では、ナゼ傷を埋めるのでしょうか?
傷の部分は塗料が乗らない
例えばこのような傷があります。

この傷をなんの処理もせず、そのまま吹き付け塗装するとどうなるかと言うと、傷の部分は白くなりません。
つまり、塗料が乗らないのです。
ロックウール吸音板と言うのは、ロックウールと言う人工鉱物繊維を固めて、表面を加工した仕上材です。
ロックウール自体は綿のような物なので、シーリングマジックで使う塗料、クースティックコートの様な合成樹脂の含有量が少ない塗料は乗らないのです。
そのため、傷の様な表面部分が取れてしまっていて、ロックウールが剥き出しになっている場合には、塗料が乗る材料で表面を覆ってやらなければなりません。
それが、補修剤の役目なのです。
例え補修跡が多少目立っても、しっかり塗料を付着させる事の方が目立たないと言う事なのです。
しかし、あまりにも大きな傷だと、補修剤で補修したとしても模様が無い部分が大きくなってしまって、逆に悪目立ちしてしまいます。
なので、あまりにも大きな傷の場合は、その部分の張替えをオススメしています。
