シーリングマジックは岩綿吸音板専用の塗装工法です。その効果は塗装による、岩綿吸音板の吸音効果を落とさない事に有ります。
何故、吸音効果を落とさないかと言うと、通常の塗料のように岩綿吸音板の表面に塗膜を作らないからです。ではシーリングマジック塗装後の岩綿吸音板の表面はどうなっているのでしょうか?
岩綿吸音板の表面は粉状になります
シーリングマジック塗装後、塗料が乾燥すればの岩綿吸音板は、粉を吹いたような状態になります。
表面がツルツルしてないのです。粉吹き芋のような感じになるでしょうか。
これは、シーリングマジックの顔料の元々の主成分、シリカ微粒子の性質、また、通常の塗料に比べて合税樹脂の配合量が少ないと言う事も起因しますが、表面が粉状になることで、岩綿吸音板を塗膜で覆わず、岩綿吸音板の吸音効果を阻害しないのです。
ある意味、シーリングマジックで使っている塗料、クースティックコート(coustic coat)は、粉状の顔料を溶かしているものと言えます。
粉状で有る事のデメリット
シーリングマジックの塗料は乾くと粉状になりますが、そのデメリットは1つ有ります。それは、取れやすさです。
シーリングマジック塗装後の岩綿吸音板を指で擦ると白い粉が付いてきます。つまり指で擦ると取れてしまうのです。この粘着力の弱さはクースティックコートの弱点でも有ります。
なので、改修工事などで他の業者も入る場合(特に天井関連の工事)は、岩綿吸音板に触る事で天井が汚れてしまったり、塗装が取れてしまう事が有るので、工程的に天井工事後の最後にシーリングマジックを入れるのがベストだと考えます。
乾燥後は粉が落ちる事は有りません
お客様に質問されるのが、天井から粉が落ちてこないのか?と言う点です。
これに関しては、クースティックコートには吸着剤が入っているので、塗料が自然に落ちてくる事は有りません。
指で擦る等の強い力が掛かればまだしも、少なくとも、天井から粉が落ちて来たと言う内容のクレームは今まで一度も受けた事は有りません。
なので、安心して使って頂けたらと思っています。
