シーリングマジックは、実際の塗装の前に岩綿吸音板のビス穴やキズの補修、水シミのが浮き出ないようにラッカースプレーの吹付けなどの下地処理を行います。穴やキズは下地処理しないと、仕上がりが悪くなってしまいますので。
その中でも、ビス穴やキズの補修の方法を紹介します。
使う材料は紙粘土
岩綿吸音板のビス穴やキズ
ビス穴

キズ

を埋める必要が有りますが、その補修材はコーキングのような特別は補修材では有りません。使うのは、紙粘土です、しかもホームセンターコーナンのPB商品、価格は100円(税抜)です。
そんな安い紙粘土を使って、手抜き工事のように思われるかと思いますが、色々試した結果これになりました。画材店で売っているような高級紙粘土が良いと言う訳ではないのです、また、100均で売っている紙粘土もダメです。紙粘土
この紙粘土でこのように埋めて、ヘラで表面を均して完成です。これが乾燥すれば全く分からなくなります。
紙粘土

このように紙粘土を使い補修を行っています。
穴埋め

穴埋め後

ボード屋さんはコークボンドを使っていますが何故紙粘土?
岩綿吸音板を貼るボード屋さんのほとんどは、岩綿吸音板の補修材にコークボンドを使っています。では、何故コークボンドではなく、紙粘土なのか
それは、コークボンドには問題が有るからです。その問題とは、補修跡が光沢を帯びてしまい周りと質感が異なる、しかも、平らにならないの2点からです。
コークボンドは乾燥すると、その部分に光沢が出ます。その部分をシーリングマジックで吹付け塗装しても塗料が乗らず光沢が出てしまうのです。ちょっしたビス穴ならまだしもキズにコークボンドを使うとかなり目立ちます。
しかし、紙粘土は乾燥しても光沢が出ないばかりか、周りの岩綿吸音板の質感と全く変わらなくなります。
また、コークボンドは柔らか過ぎて、穴に充填しても真っ平らにする事が困難です。その分紙粘土はある程度の硬さが有り扱いやすく、穴を平らに均すことも容易です。
この様な理由から、シーリングマジックの下地処理では紙粘土を使用しているのです。
穴やキズが出来る原因
そもそも天井に貼ってある岩綿吸音板なんて、テナントの方が触れる事はほとんどないのに、どうして穴はキズが出来るのかその理由は
ビス穴は、警備用センサーや防犯カメラなどの天井器具の移動の際、パーテーションのレールの跡、またテナント様が天井に備品と付ける際に出来る。
キズは、業者がパーテーションの移動や撤去の際にレールやパネルでキズを付ける、電気屋さんや空調屋さんが作業の際にキズを付ける。と言う事だと思います。
考えてみれば、多くは工事業者が原因な訳ですが、我々は別にそれをどうこう言うつもりは、全く有りません。
これが弊社の仕事です。ただ、補修は所詮補修、岩綿吸音板のダメージがあまりに酷ければ張替えてもらっていますので。
